なつやすみ活版歴史教室

またまた印刷博物館へ行ってきました。イタリック体にまつわる講演を聞いてきました。
活字としてのイタリック体は現在では文章の中で強調や引用をしたり、出版物等の書名を表記するときに使われます。あの斜めになっている書体です。

1400年代後半に発達したイタリック体が初めて印刷物(活字)として使われたのは1500年、ヴェネツィアの印刷工房が発行したものでした。
アルド・マヌーツィオという人が開設した印刷工房、この人は学者並みの知識で皆に尊敬され、手の平にのるサイズの小冊子を発行したり初めてページナンバーを付けるなどの工夫をしたそうです。

イタリック体が登場するまでの書体の歴史、活版印刷の活字の作り方まで、写真や映像を交えていてわかりやすかったです。
例えばローマのフォロロマーノではローマン・キャピタル(古代ローマ時代)やラスティック体(1~6世紀)が刻まれた遺跡を見ることができます。書体の知識があるとだいたいいつ頃の遺跡なのかがわかったりします。聞いたことや書いたことのある書体の名前がたくさん出てきてテンション上がりました^^フォロロマーノは大学の卒業旅行で行きましたがその頃は古い石が転がってるくらいにしか思わなかった…今行ったらかなり感動するだろうなあ…

最後に活版印刷の体験。アルド・マヌーツィオの印刷工房のプリンターズマーク(商標)、錨とイルカです。
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by calligrafun | 2015-08-30 19:14 | その他 | Comments(0)
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